厚生環境常任委員会
- 投稿日:2013年02月25日
- カテゴリー活動日記
こんばんは、吉田あつきです。
先日、所属の厚生環境常任委員会があり、バイオガス化施設の検討について報告がなされました。
主に生ごみ等を発酵させて、メタンガスを生み出し、それを利用する形で発電を行うもので、ごみの減量、資源化率の向上という視点や再生可能エネルギーの活用という点においては良い取り組みであると思います。
しかしながら、設備の投資においては、既存施設のような焼却施設よりも割高になる点や、本市規模の自治体での実績がないこと、さらには市民の皆さまにさらなる分別をお願いしなければならないことなどを考えると、慎重に検討していく必要があろうかと思います。
石名坂の焼却施設の更新時期が平成33年といわれており、新たな施設の設計や施工の時間を考えると平成26年度中にバイオガス化施設にするのか、従来型の焼却施設するのか決断する必要があるとのことです。
取り急ぎ、来年度は検証の意味を含めて、北部の一部自治会で試行的に、バイオガス化できる品目の収集を行うとのことで、市民に対する負担感や、収集体制についての調査を行います。
これらの調査をしっかりと分析・検証し、さらにはバイオガス化施設そのものの研究も重ねて行っていくことが求められると思います。
いずれにしても堆肥化センターのように実施してみて、やはり上手くいかないということで、取りやめるという結果にだけはしてはならないと思いますので、今後についても注視して参りたいと思います。