最近
- 投稿日:2012年10月24日
- カテゴリー活動日記
またまた、ご無沙汰してしまいました。
申し訳ございません。
9月の定例会後は、運動会・地区レク、公民館祭りなど様々地域にお邪魔頂きました。
また、昨年も紹介した、藤友会(若手農業従事者の会)によるコスモス摘み取りイベントのお手伝い、スポーツゴミ拾い大会などにも参加させて頂きました。
さらに10月は、視察が2つ続けてあり、気が付くと10月も下旬になってしまいました。本当にあっという間です。
写真はコスモス畑、藤友会の皆さんが手入れしていただいたお蔭で、綺麗に咲き誇っています。
イベントには、鈴木市長、渡辺議長も来て下さいました。
さて、本日は、先日視察で伺った土佐市のお話をしたいと思います。
土佐市は高知県高知市のお隣の市であり、高知市内から車で約30分ほどの位地しており、人口は3万人弱、新たな津波想定の中では、最大で20m超の津波が押し寄せる場所であるとのことでした。
そんな中、土佐市における津波対策を学んで参りました。
土佐市の津波対策は、特徴的なのが浸水区域に住むすべての方に対して、詳細にシュミレーションしていることで、
具体的には住んでいる地区ごとに、どの場所に避難するか割り振られており、避難するための道も合わせて確保、整備していくということでした。
これらの避難場所は、おおむね15分程度で避難出来る場所を選定しているとのことでした。
今後は、15分で避難出来ない場所への対応(津波避難タワー)の検討や、より円滑に避難できるように避難路の整備に力を入れていくとのことでした。
浸水地域に住む市民の数が藤沢市に比べて少ないのは確ですが、市民一人一人に対してきめ細かい対応をしており、大変素晴らし取り組みであると感じました。
さらに、要援護者対策として、防災ラジオの導入を決めているという点も藤沢市より進んでいる点であると思います。
また、高知県の取り組みとして、ブロック塀の安全対策支援事業を行っているとのことで、狭い路地に、地震によってブロック塀が倒れてくれば、避難路としては機能しません。
安全な避難を確保するという点からもこういった取り組みについては、本市ならびに本県でも実施していく必要があるのではと感じました。
視察させて頂くと、百閒は一見に如かずの言葉通り、ネットで調べているだけではけっしてわからないことが勉強できます。
これからも、本市のためになる勉強を続けて参りたいと思います。